毎度、毎度、ご心配ばかりお掛けして―本当に皆さまありがとうございます


このところ、子2の中学校の問題を述べてばかりで、ここを訪れてくださる皆さんにご心配ばかりおかけして申し訳ありません。

子2は、内弁慶で、人見知りで、そのくせして、人物観察が鋭くて、そのせいか、つい、人の顔色を気にしすぎるところがあるので、さまざまなところから新しい人が集まって、新しい環境が始まる、つまり今回のような中学入学なんていう状況は、とっても苦手で、友だちを作るのが下手です。
でも、一度、仲良くなると、人情があって、優しくて。
ただ、そこまで行くのにとても時間がかかるタイプなんです。
自分からアピールするのが下手だから、そこのところを周りに理解してもらうのに、時間がかかる。
その間、温かい目で見てくれる人が近くにいないと、きついだろうな~と思うのです。

今回、辛かったのは、入学して、まだほとんど日が経たない内に、本人も訳もわからないうちに、あるクラスメイトに悪口を言われ、クラスの多くの生徒たちに、子2に対する厳しい先入観を持たれてしまったこと、そして、その先入観を持った生徒たちの証言をそのまま鵜呑みにした担任の発言が、さらに私たち親子を傷つけたという点です。




先々週、担任の先生に面談に呼ばれた時に言われたのは、「子2は本当に友人ができないのを辛いと思っているのか?」「自分から人との関わりを嫌がっているとしか思えない。」
それから、担任が他の生徒たちとの面談で聞いた子2の様子を列挙された。
いわく、「話しかけても、ほとんど答えない」「動作が鈍い」「注意をしてもあまり聞かない」「ひとり言を言うから気持ち悪い」「普段は話さないのに、人の失敗を声を立てて笑ったのが許せない」…
親の私たちが10数年かかって一生懸命直そうとしている、子2のありとあらゆる欠点を、たった1ヶ月半ですべて曝け出されたような、ぐうの音も出ない状態でした。
そして、子2が、学校で、ある失敗をした時に、クラスのみんなに見られることよりも、親の私に怒られることを気にしたということから、今回の問題は、いじめよりも、親子関係にあって、親子関係の後ろに友人関係があると言われてしまったのです。
だから、こんなことになったのは、本人と親である私に原因があるのだとでも言いたげでした。
そして、「お母さん、子2さんは一体、このクラスでどうやって行きたいんでしょう?私には全くわかりません。話しかけてもらえるのをただ待っていても、友達なんてできませんよ。中1くらいになれば、誰でも少しは、友人を作るためのノウハウを身につけるものでしょう?子2さんには、そういうノウハウはないんですか?お母さんはどうしたいんです?これからどうしたらいいんですか?」

あまりにも救いようのない結果に、私は、八方ふさがりな惨めな気持ちになり、家路をたどることもできず、2時間近く、隣の駅のデパートの椅子に呆然と座って、ただただ泣いていました。


でもね…

欠点がある人は、友だちがいなくても我慢しなくてはならないの?そもそも、欠点がない子なんているの?大人だって、たくさんの欠点を抱いて生きているでしょう?
それを、どうして、子2だけ、クラス中の子から、欠点を指摘されなくてはならないの?
もちろん、欠点は自覚して直そうと努力しなくてはならないものです。だから、子2も欠点を克服する努力を、常にしなくてはなりません。それによって、人として成長することができるから。だから、今回、指摘していただいたことは、真摯に受け止めて、人から信頼される人間となるために、精進して欲しい。
けれど、「欠点があってもいいんだよ、それが人間なんだよ、だからお互いに補い合って、生きていこうね」と教えるのが教育じゃないんですか?
子どもの頃から、多様性というものを認めることを教えなくては、それが、長じて、差別に繋がるんじゃないの?

それと、子2の欠点は、決定的に人に悪を為すような欠点ですか?違いますよね?
誰かが失敗した時に声を立てて笑ってしまったのは、その人を傷つけてしまったかもしれませんが、みんなが黙っていた時に一人で笑っていた訳ではないと言ってますし、むしろその場の雰囲気に合わせたのだろうと推測できます。それを、「普段は黙ってるのに」と普段の態度で計られるのは心外です。
それより、子2の本質を見極める前に短い期間で、子2の悪口を言う事は、悪ではないのですか?人の悪口を言うのは欠点ではないんですか?その悪口を言った子たちの矯正をせずに、言われた子2にだけ、原因を求めようとするのは少し違っていませんか?

そして、誰も話しかけてくれなかったら、ひとり言だって言いたくなりませんか?
「あなたが話すの、うざいって言っていたよ」と忠告されたら、また「うざい」と言われるのが怖くて、話しかけられても、警戒して、必要最小限しか答えたくないのは当然じゃないですか?

それから、友人を作るのに、ノウハウっているんですか?
私、40数歳ですけど、ノウハウなんて使いませんよ。ノウハウで作った友人では、本気モードでお付き合いなんてできません。人間同士が付き合うのって、心と心のぶつかり合いじゃないですか?心をつなげるのに、マニュアルなんて存在しません。だからこの歳になっても、相変わらず失敗もするし、意外なところに縁があって助けられることもあると思っています。

そして、何より、担任の先生に失望したのは、1点でも、子2の長所を口にしなかったことです。普通、教育に携わる人なら、その子の表面に出た態度や言葉だけでその子を判断しないで、その子の本質はどこにあるのかを探ろうとするではないですか?でも、担任は、表面だけで、子2が人付き合いが嫌いな孤独を好む人間だと決め付けた。そして欠点を列挙した。そこには、子2の長所に目を向けようとする思いは全く感じられなかったのです。たとえ、欠点があったとしても、長所に目を向け、その長所を拠りどころにして子2の心に寄り添おうとする思いがない教師に、子2が心を開こうとする訳がないと思う。

大体、あの年頃の子が、表面上で本音を見せる方が少ないでしょう。本当のことは、教師の見えないところで進行していくのが、あの年頃の特徴だと私は思っています。


親子関係で言えば、私は、とても厳しい親だと思います。特に、社会的なマナーや倫理観、人に対する言葉遣いには厳しい方です。
子1にも、一時期、後ろからくっついて歩いて、ガミガミが言い続けたこともあります。(子2は、子1に比べると、精神的に弱いことはわかっていましたから、子1に対する程厳しくはありませんでした。子1には今でも、お母さんは子2に甘いと文句を言われますから。)
でも、それは、私自身が、母に厳しく、それこそ箸の上げ下ろしまで厳しく躾けられ、大人になって社会人になった時に上司や仕事相手の方々、主人の家族に誉めていただいたりして、母に厳しく育てられたことをとても感謝したからです。
それに、今の日本の社会が、こんなに何でもありのいい加減な世の中になったのは、自分の子の顔色を伺ってしまい、子を厳しく叱れない親が増えたからだと思いませんか?
今回、親子関係に問題があるなんて言われ、悲しくて悲しくて泣いてばかりいたら、子1が初めて言ってくれました、「お母さんに叱られてばかりいた頃は、すごく嫌だったけど、今はああしてもらって良かったと心から思っているよ。」と。
何かちょっとマイナスなことが頭をかすめた時、「こんなことしたらお母さんに怒られるかな」と思うことは、心の歯止めになりませんか?
それを親子関係に問題ありといきなり決め付けられるのも何だか納得できません。


そして、子2は、先週、お昼のお弁当の時間にどのグループの輪にも入れてもらえず、30分近くある昼休みにも話をする人も無く、教室の移動の際も一人ぼっちで歩いていくのが辛いので、誰かのそばにさりげなく付いていくように心がけなくてはならない―そんな状況に耐えられなくなって、学校を休みました。
もしかしたら、何日も何日も休んだら、担任の先生は、子2の本音に目を向けてくれるのかな。
でも、それもまた、嫌なことがあったら逃げていいと教えるみたいで、してはいけないことだと思います。

これだけ辛いを思いをしているんだから、これを自分の成長の機会と自覚して、自分の欠点から目を背けないで、それを見つめて、直す努力をしつつ、生きて欲しいと願う母の私です。
そのために、私は、子2と一緒に考え、助言と援助を惜しまないつもりです。
そして、このことを通して、経験を踏んで、私もまた人として成長したいと思っている。
いつまでも、人間は未完成だと思っているから。
でも、その未完成さが、人間を愛おしい存在にしていると思いませんか?
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by estertokyo | 2007-06-04 00:00 | 思いつくまま


FC東京と、「ロード・オブ・ザ・リング」の野伏・アラゴルンのヴィゴ・モーテンセンを愛してやまないギンちゃんがお送りする、サッカーとおいしいもの中心のブログです。(ちなみにロックグループとは無関係)


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